GKIの歴史– HISTORY –

世界から岐阜へ!岐阜から世界へ
世界規模の岐阜ファミリー&グローバルな岐阜応援
岐阜県人会インターナショナル(GKI)紹介
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はじめに:世界に広がる「岐阜愛」のネットワーク岐阜県人会

世界各地、そして日本国内に「岐阜県人会」というコミュニティがあることをご存知でしょうか。 かつては、異国の厳しい環境下で同郷の仲間が支え合う「相互扶助」の集まりとして始まりました。現在ではさらに発展し、次世代への文化継承、ビジネス交流のハブ、そして母県・岐阜のファンを増やす「民間の草の根外交官」としての役割を担うようになりました。
例えるなら、私たちは岐阜を代表する魚「鮎(あゆ)」です。 清流・岐阜で生まれ育った「若鮎」たちは、やがて大海原(世界)へと泳ぎ出しました。そこで成長し、たくましくなった「成鮎」たちが築き上げたネットワーク、それが各地の岐阜県人会です。

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GKI(岐阜県人会インターナショナル)とは

歴史:初代会長・長屋充良氏(ブラジル岐阜県人会会長)の発案

 2021年3月、コロナ禍による分断の中で「こんな時こそ世界を繋ごう」とブラジル岐阜県人会・長屋充良会長(現特別顧問)の強い呼びかけにより国内外の県人会が賛同しました。2021年5月には当時の古田肇岐阜県知事をお迎えして、創立総会が開かれ、国内外岐阜県人会の連合体(Federation)である『岐阜県人会インターナショナル(愛称GKI)として発足しました。県人会が自発的に動き出した稀なケースとして外務省のサイトでも紹介されました。
 GKIには、岐阜県と県外や海外に渡った先人たちの歴史が詰まっています。岐阜県人会として最古1902年設立の東京岐阜県人会や、岐阜県から国策として南米に渡った人たちが作った県人会、国内移住として北海道に渡った人たちが作った北海道の県人会があります。そして、現在では世界各地で活躍する駐在員、企業家、移住者たちの親睦の場として各地で県人会が作られています。海外や県外で同郷の人と出会う温かさや、同郷の人をお迎えする喜びはひとしおであります。巨大な岐阜の親戚、ファミリーと思ってください。

 GKIは世界、国内26の岐阜県人会が所属する巨大なネットワークへと成長しました。私たちは、単なる一つの団体ではなく「ふるさと岐阜を想う気持ち=岐阜愛」だけで繋がった、会員・関係人口3000名以上に及ぶ有志、ボランティアベースの任意団体です。

 加盟県人会:ワシントンD.C.、ニューヨーク、ハワイ、カナダ、ブラジル、ペルー、アルゼンチン、オーストラリア、ジャカルタ、マレーシア、シンガポール、香港、ソウル、ハノイ、ホーチミン、泰国、マニラ、台湾、上海、大連、デトロイト、在伯、東京、関西、北海道芽室、ふるさと。

長屋充良発案者、特別顧問談

1982年、たった3ヶ月の出張のつもりが、運命的なご縁でブラジルに家族を持ち、この地で人生を歩むことになりました。以来、ブラジル岐阜県人会として活動する中で、ある想いが芽生えました。「世界各地で同じように故郷を想う仲間たちと『横の繋がり』を持てば、もっと大きな力で岐阜に貢献できるのではないか」とはいえ、その構想は、簡単には実現しませんでした。その後、10年に及ぶ紆余曲折を経ても決して諦めることはなく、ついに2021年5月23日、『岐阜愛を世界から岐阜へ、岐阜から世界へつなぐ』という熱い想いで国内外の岐阜県人会が一つになり、岐阜県人会インターナショナル(GKI)が誕生する日を迎えたのでした。
 世界に暮らして初めて気づくのは、当たり前だと思っていた日常が、決して当たり前ではないという
事実です。安全な暮らし、豊かな水、四季折々の自然――それらは決してタダではなく、多くの人の努
力により守られてきました。
 異文化の中で生き、共生する経験は、故郷・岐阜の持つ穏やかさや人の温かさ、文化の尊さを改めて
教えてくれます。海外に住む岐阜県人だけでなく、日々ふるさとで岐阜を支え、守り続けてくださっている県民の皆さまと共に、その魅力を再確認し、未来へつないでいきたいと願っています。
 岐阜といえば鵜飼、鵜飼といえば鮎。川で生まれ、海で揉まれ、再び川へ戻る鮎のように、世界で得
た経験を携え、岐阜への感謝と誇りを次世代へ届けていく――それがGKIの原点であり、私の変わらぬ想いです。

初代会長・ブラジル岐阜県人会会長

長屋充良

GKIの特徴
  • 岐阜県庁との連携:営利を目的としない有志として岐阜県に貢献
  • 規模とネットワーク: 世界・国内26拠点、会員・関係人口約3000名以上。
  • シビックプライド: 岐阜の誇りとアイデンティティを共有する強固な結束力。
  • 民間外交: 行政の手が届かない場所で、岐阜と世界を繋ぐパイプ役。民間大使の役割。
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活動の三本柱と実績

GKIは世界中の各県人会の活動に支えられています。そして、以下の3つの柱を軸に活動しています。

国際間の県人会、岐阜県民をつなぐ連携 世界中の県人会が情報を共有し、相互に助け合っています。岐阜県民のみなさんと世界中の県人会をつなぐオンライン交流会や国際井戸端会議の実施。

  • 国内外年間300件を超えるイベントや会合に関与。
  • オンライン交流会、総会はこれまでに18回実施

県庁との連携で岐阜県と世界をつなぐ(魅力発信・経済貢献)

岐阜県の国際交流、国際化のお手伝い/国際交流課:「民間大使」として、居住国で岐阜の文化、郷土食や産品をPR、紹介をしています。世界に岐阜県ファンを増やす活動。県内の国際化や多様化、多文化理解のお手伝い。インバウンド。

県産品海外展開/県産品流通支援課:2022年に岐阜県と覚書を締結。現地情報の提供や販路拡大を支援(日本酒、伝統工芸品など)。「Made in Gifu」ブランド。

  • イベント出展: ブラジル「日本祭り(20万人動員)」、オーストラリア「祭りブリスベン(3万人動員)」、ジャカルタ(2万人)、カナダなどで岐阜ブースを出展。観光PR,郷土食の五平餅、けいちゃんやユネスコ無形文化遺産の郡上おどりの紹介。

岐阜県への恩返し(次世代育成・若者支援)「岐阜鮎プロジェクト」

海外の視点や経験、人脈を活かし、岐阜の子ども、学生たちへの教育支援を行っています。

  • 「岐阜鮎プログラム」: 海外で活躍する会員によるオンライン出前授業や総合学習、探究学習の支援。オンライン出前授業は県内高校(長良高校など)に15回実施。
  • 「岐阜鮎チャレンジ」青年遊学支援事業:海外でチャレンジしたい若者を応援するニューヨーク岐阜県人会とハビックス社のニューヨーク青年遊学支援事業を引き継ぎ2022年第1回、2023年第2回実施。現在安全性が確保できないことによりアドバイス、助言等のサポートのみ。
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オンライン交流と人的資産

【デジタル活用の身近な国際交流】

年に約3回、Zoom形式で無料で誰もが参加できるオンライン交流会を開催(計18回開催)。 これまでに岐阜市、美濃加茂市、高山市、飛騨市の各市長や、各界の著名人(グラミー賞ミュージシャン、NYの箏奏者など)を招き講演会を催したり、世界の県人会員の体験談の報告、テーマ別に世界の県人会からの情報交換など和気藹々とした雰囲気で大変人気となっております。また、ブレイクアウトセッションで「国際井戸端会議」を実施しています。世界のどんな地域の人と同じグループになるかはお楽しみ。テーマ例:『世界の日本酒事情』『世界の物価比較』など。これまでのべ参加者は約1500人にのぼります。日本語、いえ、岐阜弁でできる身近な国際交流の役目をしております。


【多才な人的ネットワーク】

各国の会員は、以下のように多様な分野で活躍しており、この「人財」こそがGKIの宝です。

  • 米国: 国際弁護士、世界銀行職員、音楽家など
  • 南米: 経営者、ジャーナリスト、IT専門家、国際機関など
  • アジア・オセアニア: 企業役員、不動産経営、教育者 など
  • 国内: 銀行家、大企業役員、大学教授、医師、国家公務員など
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「岐阜県人世界大会」の開催

【第1回大会(2022年10月)】 会場:サラマンカホール/ふれあい会館

 他県では県主導の世界大会が開催される中、岐阜県ではGKIの呼びかけに岐阜県が連携し、県内の企業のご協力も得て岐阜市サラマンカホールにて600名を集めて2022年10月に開催されました。県知事、国会議員、県会議員、市町村長、教育委員長、世界中の県人会の代表が集結しました。『第1回岐阜県人会サミット』も行われ、GKIは世界と岐阜を繋げる強烈なプラットフォームであることを内外に示しました。翌日にはふれあい会館で、県産品即売会、講演会、ワークショップ、ピッチコンテストを開催しました。
 エンタメでは、美濃市出身演出家のフルタジュン氏の監修の下、ブラジル岐阜県人会の大野美夏氏によるオリジナル脚本で「世界に羽ばたいた岐阜県人と岐阜の宝物」が「講談×音楽」のコラボレーション(美濃市出身神田京子講談師と東京藝大生)で実現しました。明治時代に揖斐川町からアメリカに渡り、ピアノと出会いハーバード大学、南カリフォルニア大学で音楽を学んだ大野寛の物語。郡上からブラジルに渡って絹産業に大きく貢献した上田ファミリーの物語。現在も、その絹糸の伝統はエルメスのスカーフに使われている感動の物話を繰り広げ、世界中の仲間が涙し、岐阜人としての誇りを再確認しました。

【第2回大会(2026年11月14日 予定)】 会場:清流文化プラザ 長良川ホール

 長良高校演劇部による「世界と岐阜」をテーマにした演劇や、会場一体となるプログラムを計画中です。「岐阜が最も熱くなる1日」を共に作り上げるため、皆様のご協力をお願いいたします。

巡回パネル展:岐阜県民の海外移住、GKIの紹介、県人会の紹介、県内多文化共生についてのパネル展を展開予定。県庁20階展望スペースや岐阜市メディアコスモス、県内各地市役所等。

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結びに
藤井豊文サニー会長談

 アメリカに憧れた若かりし頃の夢を社会人になってから実現し、ロサンゼルス、ニューヨーク、ワシントンD.C.とアメリカ各地で夢中になって30年余り生活してきました。しかし、そんな中、海外での生活を通じて私たちが改めて実感するのは、故郷で当たり前に享受してきた日常の尊さと、先人たち、そしてそこを守ってくれている人々への畏敬の念です。

 川で生まれ、海で育まれ、再び川へと戻る鮎の姿になぞらえ、世界で得た知見と経験を携え、感謝と誇りをもって岐阜へ還元し、岐阜県の更なる発展と、可能性を信じ、その循環を未来へと紡いでいくことが、世界中の岐阜県人会を繋げるGKIの使命であり、会長としての私の決意です。世界に赴いた時に、そこに岐阜県人会があれば、ぜひお声がけをしてください!私たちGKIは各地の岐阜県人会の根底に流れる、損得勘定ではない「岐阜愛」と「ルーツへの誇り」に支えられ動いています。 「ふるさと岐阜」のために何ができるかを常に考え続けています。 5年前小さな一歩を歩み始めたGKIですが、先人たちから引き継がれた『県人会』というネットワークを共有財産として岐阜に住む人々と世界、県外に住む仲間が、岐阜県の未来のため一緒に歩んでいけたらと思っております。

現GKI会長

ワシントンDC岐阜県人会会長/NY岐阜県人会副会長

藤井豊文サニー

<参考> コミュニティ実績

  • FACEBOOK GKI グループ メンバー 500人
  • Instagram GKI フォロワー 400人 ひと月1万回以上閲覧
  • 公式ホームページ 会員・関係人口3000人以上

<役員一覧>

会長】

藤井 豊文サニー(ワシントンDC岐阜県人会会長/NY岐阜県人会副会長) 米国ヤマト運輸
マネージャー

【副会長

池村 周二ジョナサン(ふるさと岐阜県人会会長) 美濃市議会議員

大野 美夏(ブラジル岐阜県人会理事)ジャーナリスト、著者、海外特派員

特別顧問】

長屋 充良(ブラジル岐阜県人会会長)医療クリニック運営

会計

澤田 貴久彦(ジャカルタ岐阜県人会会長)企業経営

書記

山田 勝(ふるさと岐阜県人会)関ヶ原町ふれあい会館館長

監査

国枝 玄(在伯岐阜県人会発起人) 国家公務員

【理事

衣斐 淳美(ふるさと岐阜県人会副会長)いびがわマラソンプロデューサー、社会教育士、公
民館主務

河尻 香代子(ふるさと岐阜県人会副会長)岐阜県ソムリエ協会副会長、イベントプランナー

高橋 良明(ジャカルタ岐阜県人会相談役) 企業経営者

永田 規明(シンガポール岐阜県人会代表) 企業勤務

西尾 亜希子(マレーシア岐阜県人会会長)日本語学校経営者

ヒンツ 容子(オーストラリア岐阜県人会会長)祭りブリスベン実行委員長、不動産業

【顧問

松岡正人 (岐阜県議会議員)

広瀬修(岐阜県議会議員)