ブラジル岐阜県人会と在サンパウロ日本国総領事館による「第19回日伯友情交流絵画展2023」の開幕式典が4日、サンパウロ市ヘプブリカ区のサンパウロ美術協会(APBA)本部(Rua Conselheiro Crispiniano, 53, 13階)で行われた。展示は同本部で22日まで行われる。入場無料。宮坂国人財団後援。
開幕式典で挨拶に立った橋本マルコス亮委員長は「多くの方が協力してくれたおかげで19回目の開催を迎えることが出来ました。これからも日本とブラジル両国を繋ぐこの絵画展を継続していきたいです」と語った。
ブラジル岐阜県人会の長屋充良会長は「81年もの歴史を持つサンパウロ美術協会本部が展示会の場所を提供してくださったことに感謝を表したい。展示会に関わった全ての方々にも深く感謝を申し上げます」と語った。
画家の砂古友久さんへの記念プレート贈呈も行われた。砂古さんは高齢のため式典には不参加で代理者が受け取った。
展示会に作品「滝の鯉」を出展し、式典にも参加した大野歩(あゆみ)さんは「自信作が展示されて嬉しいです。これからも画家の方が活躍できるこの展覧会が続くことを祈っています」と語った。
今年はブラジルから39人、日本から2人が参加。作品数は53点となった。
展示会場は、へプブリカ駅から徒歩10分の複合オフィスビルの13階にある。12階までエレベーターで昇り、13階へは階段であがる。
開場時間は午前9時~午後5時まで。祝日と土日は休館。22日のみ開場時間が正午までとなっている。
岐阜県人会サイト(https://gifukenjinkai.org.br/19expo/)でも1年間展示する。
写真=開幕式典の様子
写真=挨拶する橋本マルコス委員長
写真=挨拶する長屋会長