ブラジル岐阜県人会は、この2024年7月24-29日、母県より「第43回岐阜県農業高校生海外事業派遣団」(水野歩教師団長 井ノ浦教師副団長-生徒10名)をお迎えし,サポートさせて頂きました。 この海外実習派遣団は,1978年から始まり、途中コロナ禍等で中止も含め、46年の歴史がある事業で,世界的な視野を持った岐阜県農業界の次世代育成が、大きな目的であり、当初は1ヶ月ブラジル実習だけで始まり,のち「岐阜県農業高等学校ブラジル会」が結成され、現在大きな組織となっております。 その後,アメリカ,オランダ実習も加わり、今回ブラジル滞在は、6日間となっております。 中津川市と姉妹都市のレジストロ市の農家にホームステイして農業実習をし,バナナ栽培,茶栽培,水牛飼育などを見学し、また世界最大淡水魚ピラルク養殖場で,直接触ったり、刺身,揚げ物を頂いたり貴重な経験をしました。 またアルコール精製所視察,大型潅水施設を備えた大農場訪問、サンパウロ市立市場見学,JICA サンパウロ訪問等,その内容は多岐にわたります。 県人会も同伴しながら、他会員の方々と交流して,大変有意義な時を過ごしました。
会員の皆さんも、若い母県の生徒さんとの交流を待ち侘びています。 こうした交流によってブラジルと日本,県人会と母県の繋がりが深まり、「遠くて近い国」として、来年は日伯修好通商航海条約締結130周年を迎え、益々交流が活発になることを願い,この事業をこれからもずっと支えていく所存です。